無印良品で写真立てを購入。

日常のお話

天気の良い日

先日のこと。

ほかほか陽気にのせられて、お出かけの気分になった私は、簡単な身支度を済ませ、家の外へと出かけます。

玄関の扉を開くと、晴れの匂いが暖かな空気とともに私の体へ注がれます。

こんな日は無条件に気分が良くなります。

用事があるわけではありませんが、歩いて20分ほどにある、ファミリー層向けの小ぢんまりした商業施設へ向かうことにしました。

たまに吹く柔らかな風が街路樹の枝葉を揺らして、さわさわと音を立てているのが、なんとも耳に心地よく、少し足を止めてみたり、ふと空を見上げてみたりします。

忙しさにかまけていると、立ち止まることを忘れてしまうのは、現代人のあるあるでしょう。

ふと横を見ると、先日まで小さな蕾を付けるだけだったタチアオイの花が、いつの間にか赤に程近いピンクの大輪の花を咲かせています。

天気も良く、綺麗な花を見られるなんて、なんとも穏やかな朝です。

気分よく歩いていくうちに、目的の施設へと到着しました。

お店の中には2、3軒、雑貨屋さんがあり、可愛らしい日用品や、あまり実用的とは思えないような見た目だけに拘った小物まで、私の好みのものが多く置いてあります。

写真立てを買いに

ふと、現在同棲中の彼にもらった、ツーショット写真を飾ろうと思い立ち、写真立てを探すことにしました。

これ、と決めて物を探してみると、案外種類は少ないもので、お気に入りの雑貨屋には選べるほどの写真立ては置いていません。

柄は好みでも、サイズが合わなかったり、素材は好みなのに色が家のインテリアと合わなかったり。

十数分他の雑貨屋も見て回ると、見比べる商品も無くなり、今日は諦めて帰ろうかと最後の店舗を後にしました。

無印良品にて

お店を出る前に、そういえば最近行っていなかったなと、「無印良品」へ向かうことに。

このお店は大好きです。

木の温かみや雰囲気が、時間をゆったりと感じさせてくれますし、化粧品から文房具、食品などを見ているだけで楽しいのです。

ここにも写真立ては置いてあるかな、と、こちらのお店でも探してみることに。

店の奥、中央の辺りに木製の写真立てがサイズ毎に並べてありました。

元々探していたものはデザイン性のあるものでしたが、部屋には馴染むだろうという思いと、手頃な価格に、こちらで写真立てを購入することに。

支払いを済ませると、早く写真立てに写真を入れたい思いから、そそくさとお店を後にします。

家に到着し、手を洗うとすぐに開封作業へ。

写真は、購入した写真立てにピッタリと収まりました。

はじめは木を切って繋ぎ合わせただけの、簡素な印象を受けましたが、木製というだけで十充分に温かみを感じましたし、少しデザインの凝ったものを選ぶ予定でしたが、これくらいシンプルの方が写真がよく映えます。

おわりに

あまり、写真を飾ることはありませんが、この一枚はこの写真立てとずっと大切にしていきたいと感じた、今日この頃なのでした。

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